プロダクトコミュニケーション・コース + ライフクリエイション・コース

京都精華大学プロダクトデザイン学科では2011年度より、これまでのプロダクトコミュニケーションデザインコース、インテリアプロダクトデザインコースが新たな2コースのカリキュラムへと進化しました。

形にしていくスキル、表現のスキル、新たな価値を生み出すプロデュース力を軸に、これからの持続可能社会に向けて、世界へ羽ばたくプロダクトデザイナーを育成する"プロダクトコミュニケーションコース"。

生活者の視点から、身近な日常のカバンやアクセサリー、雑貨、本から家具、インテリアなどの空間演出まで、デザインで私たちのより良い生活を創出することを主眼とする"ライフクリエイションコース"。

そこに、伝統/先進/環境、これらを引き継ぎつつ、歩み続ける京都に備わった京都DNAを主軸に、伝統産業から企業や団体との産官学連携等を2コースに絡み合いながら、新たなデザイン創出へ向けた"京都デザインアクシス"を立ち上げました。

 

seika PDはこの新たな2コース+∞へと前進しています。

 


 

>>>プロダクト・コミュニケーション・コース

プロダクトとは、自動車や家電、携帯電話などの工業製品のこと。

それらを使いやすく、時代に合わせたカタチにデザインするのがプロダクト デザインです。


でも、それだけではありません。

「機械の操作をわかりやすくして情報と人をつなぐ」「人びとが求める機能や製品を提案する」といったコミュニケーションの要素も重要です。

デザインを通して、新しい生活や価値観を創造する仕事なのです。


使う人・環境に配慮した製品で生活を想像する

家電や携帯電話などの身近な製品から、自動車や医療機器まで。暮らしのなかでふれるすべてのモノにデザインがあり、人びとの生活を創造しています。このコースでは、プロダクト=工業製品のデザインを通して、新しいインダストリアルデザインを提案し、人間と社会の新しいつながりをつくります。単に 「カッコよさ」を求めるのではなく、使う人・使う環境に配慮したデザインの思想を学びます。

プロデュースや商品企画の力を身につける

プロダクトデザインの現場では、実際に製品をカタチにするだけでなく、プロデュースや商品企画を含めた総合的な力が重視されます。また、情報端末の操作性 を高めるインタラクティブデザインには、ソフト面の発想が必要です。その基礎となるのが、人びとの生活や意識の変化を的確につかむマーケティングやトレン ドの考え方。このコースでは、そうしたリサーチやコンセプト構築の力も育てます。

 京都の「先端・伝統・環境」を活かした産官学連携

京都は歴史と伝統の都であると同時に、学術都市でもあり、新しい産業や技術を切りひらいた先端企業が数多くあります。また、環境に配慮した都市としても国 際的に有名です。そんな地域性を活かし、 地元企業や行政機関とのコラボレーションを積極的に進めます。電子機器や産業機械のメーカーと共同で行う商品デザイン、公園や公共施設の環境デザインなど を通して、“京都デザイン”を確立します。


 

>>>ライフ・クリエイション・コース

家具や照明などのインテリア。 空間に彩りをそえる雑貨やクラフト。 身につけるだけで楽しくなるアクセサリー。


ライフクリエイションのテー マは、生活や感性 を豊かにするデザインです。

住まいや街、それに人びとの心を美しく、心地よくするモノ・コトをつくります。

本や雑誌のエディトリアルデザイン、店舗演出な どの「場」づくりもそう。

暮らしそのものを提案する仕事なのです。


モノと空間、生活に配慮したインテリアデザインを学ぶ

インテリアデザインには、モノと空間を一体的にとらえる視点が必要です。 この家具や照明で部屋はどう変わるか。 そんな発想力と計画性を育てるため、家具や 雑貨はもちろん、それらを置くスペースもデザ インします。たとえばキッチンや浴室、店舗や車の内装・・・そして、もっとも大切なのは使う人にどう感じてほしいか。日々の生活のちょっと先にある豊かさや 安心感をデザインで表現する方法を学びます。

"やわらかなデザイン"を通してプロデュース力をつける

アクセサリーやバッグ、インテリア雑貨やフラワーアレンジ、絵本やブックアート、商品パッケージまで。このコースでは、人びとの心や感性に訴え、暮らしそ のものを豊かにする「やわらかなデザイン」を学びます。それらのモノづくりを通してはぐくまれるのは、新しい価値観や生活スタイルを提案・プロデュースする力。トレンドにも目を配りながら、デザインのコンセプトを構築する力をつけます。

豊かな風土にはぐくまれた京都の美意識を身につける

京都には、長い歴史と伝統につちかわれた和の文化がいまも息づいています。 和菓子や着物、唐紙、竹や漆の工芸品。 老舗工房や職人たちに学び、商品やデザイ ンをともにつくり上げることによって、豊かな風土にはぐくまれた美意識を身につけることができます。 店舗演出など、商品やサービスを提供する「場」をつく るのもそのひとつ。 京都でしか得られない体験を通じて、暮らしの感性をみがいてください。


 

 

 

京都デザインとは、単なる地域として京都をとらえるものではありません。

京都は、歴史や伝統をまもりながらも、先端企業を生み出し、かつ地球温暖化防止のメッセージを世界に発信しています。

京都デザインとは、京都の人たちがつちかってきた、デザインに対する姿勢のことです。

京都精華大学プロダクトデザイン学科では、京都の持つ歴史をまもり、かつ時代を切りひらく京都DNAを京都デザインアクシスにおいて取り込んでいきます。

 

 

 

*2010年度入学時までの、コースになります。

 

>>>プロダクト・コミュニケーション・デザイン・コース

立体と平面を融合させ、総合的視野で

     学べるのがこのコースの魅力

すべてのモノの「用と美」モノと人とのコミュニケーションから生まれる「気づき」を大切に、新しい生活文化を創造しよう。

家電や自動車、地域環境まで
     幅広く社会にデザインを提案する

家電、自動車のデザインに代表されるプロダクトデザインから、絵本やパッケージ、インタラクティブ、地域環境などをつくるコミュニケーションデザインまで、手がけるデザインの領域は広く、双方向のモバイル機器、環境やエネルギーに配慮したパブリック製品など、新領域の「社会提案型」デザインも学ぶことができす。

"エコロジー" "ユニバーサル"、そして

     "サスティナビリティ"の視点を学ぶ

暮らしに役立つ快適性、環境への配慮、だれにでも使いやすいといった現代の製品デザインの基本「エコロジー」「ユニバーサル」に加え、長く使い続けられる製品の永続性「サスティナビリティ」を意識して学ぶ。京都という立地を活かした竹工芸や漆工芸、セラミックなど伝統工芸実習をはじめ、学外で実践的に学ぶ機会も豊富に用意されています。

メーカーや自治体も高く評価、

     続々と採用される「精華デザイン」

国内外のメーカーや自治体との連携プロジェクトに積極的に取り組んでいます。イタリアのメーカーとのコラボレーションでは、食器や花瓶、椅子などのデザイ ンがミラノの展覧会に出展、商品化が検討されており、京都の六地蔵駅のバス停案内板は正式に採用されるなど、精華の学生のデザイン力は高く評価されていま す。


 

>>>インテリア・プロダクト・デザイン・コース

家具、照明器具、住宅設備、

     インテリア雑貨、店舗の内装

住まいや街を美しく、快適に彩るデザインすべてが学びの対象。暮らす人への配慮、空間との調和にも気を配り、ライフスタイルそのものを創造します。

家具や雑貨からショップの内装まで

     "モノ"と"空間"の両方をデザイン

「モノ」だけ「空間」だけでなく、両方を視野に入れて学ぶのが、このコースの特徴です。 インテリアデザインはもちろん、家具を置く空間そのものをデザインする思考を身につけます。また「プロダクト」と「インテリア」の中間に位置するキッチンや浴室の設備機器、車の内装やストリートファニチュア、ディスプレイデザインにも取り組みます。

あらゆる素材が扱える充実の工房

     京都ならではの伝統工芸も

素材、構造、製作方法や塗装方法などを広く学ぶため、工房には、木材や金属、プラスチック、セラミックなど、各種素材を扱う加工機械がそろっています。また、CGラボと呼ばれるコンピュータ室を2室備え、図面、3D、パネルづくりなどの技術習得にも力を入れています。竹工芸や漆工芸、京指物などを体験でき る伝統工芸演習があるのも京都ならではです。

京都御苑や府庁も採用

     産官学連携プロジェクトで大きな実績

地域や自治体、企業と関わる産官学連携プロジェクトは、作品を発表し自分の可能性を試す、よい機会です。精華の学生は積極的に参加し、高い評価を得ています。京都御苑のストリートファニチュアが環境省に採用され実際に設置されたり、学生がデザインした漆塗りのテーブルが京都府庁内で来客用に使われたりと、着実に実績を上げています。